人格者
たまたま今日あるテレビ番組を五分程度見ました
ある高校の野球部のマネージャーをしている女子高生が映っていました
彼女はガンにかかり、余命数ヶ月
治療をやめて、甲子園のかかった試合に向けて
マネージャーの仕事をしていました
「甲子園に連れて行ってもらうんじゃなく、一緒に行く」そう言っていたのが印象的でした
結果は甲子園に行くことは出来ず
キャプテンがみんなの前で彼女に謝っていました
その数ヶ月後に彼女は亡くなりました
果たして自分が同じ立場だったら何をしただろう?
おそらく何も出来ない、しない、何より死にたくないとわめきちらしたかもしれない
とても正気ではいられない
18やそこらで、余命数ヶ月と言われるんです
やりたいこともあったでしょう
幼くして亡くなる方や
ある程度年をとって亡くなる方よりも
中高生って一番キツいと思う
生きて来た意味とか考えて、何をしてきたか分かりづらい年頃なだけに…
彼女は18年生きてきた意味を、高校野球というものに参加したことに見いだしたのかもしれません
ほんの5分やそこらしかVTRを見ませんでしたが
自分より遥かに立派な人間を目の当たりにした気がします
心よりご冥福をお祈り申し上げます
| 固定リンク
最近のコメント